練習備忘録 vol.55、56 新ピアニストとみやこわすれ
こんにちは、団員のKです。
息子氏が夢を見たというので話を聞いてみました。
だれかこれで混声四部合唱つくりません?
■2024年9月(vol.55、56)
◆2024/9/11(vol.55)
今日から新しいピアニストの先生が仲間に加わります。
「齋藤 美樹」先生です。
以前顔合わせした時に判明していますが、この人もまぁピアノがお上手!
これからどうぞよろしくお願いします!
さっそく発声練習。
「肋骨を開く」という荒業を試します。
「胸を開く」は聞いたことありますが、肋骨は初耳!
見よう見まねで頑張った結果、2、3日肋骨付近の筋肉痛になりました()
曲は引き続き「手紙」。
前回は地獄の暗譜大会が繰り広げられましたが、二度あることは三度ある。
なんと今日も暗譜大会です。
余談ですが団員Kは息子氏とトランプする際、神経衰弱だけは完全NGを貫きます。
神経が衰弱するからです。このネーミング考えた人天才すぎん?
この日の暗譜大会も、案の定神経が面白いくらい衰弱しました。
◆2024/9/25(vol.56)
二度にわたる地獄の暗譜大会を終え、手紙は一旦お休み。
今日から新曲として、混声四部合唱曲「みやこわすれ」をとっていきます。
みやこわすれとは、植物の名前。
花言葉は「しばしの憩い」「別れ」。
なんだか…せつないぜ!
名前の由来は、
討幕をかかげ、承久の乱(1221年-鎌倉時代)で敗北し佐渡に配流された順徳上皇が、
万葉の杜より引用――したんですが引用元が削除されていました
この花を見ることで「都を忘れることができる」という言い伝えからきています。
その後、21年間を佐渡ケ島で過ごし、もう耐えられないとばかりに絶食の果ての自殺だったそうです。この時46歳。
翌年遺骨だけが都に戻り、大原法華堂の後鳥羽天皇(おとうさん)の側に安置されたといいます。
とのこと。
私、これからは流刑の順徳上皇のことを想って歌おうと思います(大嘘)。
先週に引き続き、肋骨を開く発声ののち、いよいよ歌の練習です。
相変わらず先生の肋骨は意味わからんほどよく動く。。。
この曲も事前音取り推奨だったんですが・・・
なんだかこの曲もみんな歌えてる!すげぇ!
そしてこの曲・・・
大好き!めっちゃいい曲やん――
次回の練習が今から楽しみな私なのでした。
ちゃんちゃん♪
おまけ:ミヤコワスレの学名について
ここで植物としてのミヤコワスレの基本情報を。
<ミヤコワスレの基本情報>
みんなの趣味の園芸より引用(一部追記)
学名:Miyamayomena
和名:ミヤコワスレ(園芸品種)、ミヤマヨメナ[深山嫁菜](原種)
科名 / 属名:キク科 / ミヤマヨメナ属
ほうほう、原種があるんですか。
でも学名が二名法ではありません。
正確な学名はなんだろうと調べると色々出てきます。なんで?
・・・どうやら原種ミヤマヨメナについては、属(※)に関してMiyamayomena属、Gymnaster属、Aster属と変遷した歴史があったようです。
※属:生物を統一的に分類する階級(界・門・網・目・科・属・種)のうち、下から2番目。
語呂が良いので皆さん覚えましょう。カイモンモウモクカゾクシュ。
以下、原種ミヤマヨメナの学名の数々。
・Aster Savatieri Makino
⇒飯沼慾齋・牧野富太郎.増訂草木図説.草部.牧野富太郎再訂増補.(1913)p.1101.成美堂.東京.・Gymnaster Savatieri Makino
⇒大井次三郎.日本植物誌.(1953)PP・1150-1151.至文堂.東京.・Gymnaster savatieri (Makino) Kitam.
⇒大井次三郎.改訂新版日本植物誌.(1965)p.1312.至文堂.東京.・Miyamayomena Savatieri (Makino) Kitam.
ミヤコワスレの学名の変遷についての一考察
⇒高橋秀男・中川重年.決定版生物大図鑑植物Ⅰ.双子葉植物.(1984).世界文化社.東京.
農業および園芸 [0369-5247] 重岡, 廣男 巻:77 iss:7 頁:769 -777
より抜粋
分類群の先取権とかいろいろあり、現在はAster Savatieri Makinoが使われているようです(Wiki情報)。
ミヤコワスレは園芸品種なので、学名はAster savatieri Makino cv. miyakowasureとなります。
にしても、ちょっと学名を調べただけで名前が出てくる牧野富太郎氏。
やはりレジェンドですね。「らんまん」面白かったです。